フォッジャ駅でナポリから参加の2人と合流した後買出しを済ませビッカリ村へ。挨拶もそこそこにルチアさんのお宅で今日のメインメニュー
"ズッキーニのパルミジャーノ" (ズッキーニをフライにしトマトソースとパルミジャーノチーズを間にはさんで重ねてオーブンで焼いたもの)の準備にとりかかる。
準備をしているところ |
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力作"ズッキーニのパルミジャーノ" |
その後今日から私達が泊めて頂くルチアさんの田舎の家へ移動しそこの畑で野菜の収穫。
私達は普通のズッキーニ、丸いズッキーニ、ズッキーニの花を収穫。この時期畑にはルッコラやトマトもあり裏庭にはさくらんぼ、プルーン、洋ナシ、くるみ、桃、すもも、アーモンドなど数え切れないくらい沢山の木が。
満足げな生徒の顔!! |
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収穫したズッキーニの花は
詰め物をしてフライに |
夕食前に一息つきに外に出た生徒が「夕日があまりにきれいなので」と呼びに来てくれて思わずカシャ |
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《 今日のメニュー 》
ズッキーニの花のフライ
ズッキーニのパルミジャーナ
鳥肉のコトレッタ
ズッキーニの付け合せ3種
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今日はFerragosto(聖母被昇天の祝日)なので一般的にはどこの家庭でも家族や親戚が集まって一緒に食事をする日。
というわけで、レッスンはルチアさんのお宅でする事となりアントニオの車でビッカリ村へ。
いつもは静かなルチアさんのお宅がなんだか賑やかだと思ったら、上の階に住む義姉さんのエルビーラさんが。
今日のメインディッシュは地鶏の煮込み。その鳥の大きさに全員あんぐり。あまりに大きすぎて大鍋に入らないからとエルビーラさんが解体。
煮込みに時間がかかるのでその間に同じくエルビーラおばさんのオレッキエッティ講座。今日昼食で食べる分は人数も多いため既に前日彼女が作っておいてくれたので私達は体験学習。
ご覧の通り本来はナイフを使って作るもの。このあたりのオレッキエッティは一般的に知られている大きさより小さめで、市販のものよりかなり薄い。
つまりかなり高度な技術を要するもの。
あまりに手際が良すぎて「スローモーションでお願いできますか?」と言うと「ゆっくりだと出来ないわ」とのお答え。さすが、ネンキの入ったマンマは違う!でもそれじゃ私達どうすれば良いのか分からないんです‥‥。
エルビーラさんの手元にご注目! |
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講座も後半、エルビーラさんの
指導にも熱が入って。 |
エルビーラおばさんとご主人、ルチアさんと2人の息子に娘夫婦、私達3人の合計10人での昼食会。1時半頃に始まった食事は4時すぎまで続いたのでした。
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《 今日のメニュー 》
海老とマヨネーズのロゼソース
海老のマリネ
ズッキーニの酢漬け、インゲンのオイル漬け、キノコのオイル漬け
サラーメ ピッカンテ
グリッシーニのプロシュット巻き
オレッキエッティのラグーソース
地鶏のトマトソース煮
チーズ
カンノーリ
プチシュークリーム
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なが〜い昼食会の後近くの山までドライブ。木作りのジムに登りビッカリ村を眼下に見下ろす。耳を澄ますと「ゴーッ」という風の音だけが響く。大自然を堪能する一瞬。
夕食は田舎の家で軽く済ませ、その後自由時間。
夜になると途端に肌寒いくらいに気温が下がる。そんな中外に出て木の切り株に腰を下ろして空を見上げた。辺りには明かりが全くないので星がよく見える。天の川が肉眼ではっきり見えるなんて今まで知らなかったし実際これまで目にしたこともなかった。
更にこの日は流れ星が沢山流れみんな大興奮!「あー、流れた!」「願い事した?」「あっこっちも!」とあちこちで聞こえる。
星空を見て何時間も過ごした初めての体験に皆ご満悦。自然は大きな力を持っている。夜空を見上げ、少し冷たい自然のにおいのする空気を吸うと心が洗われる。深呼吸は身体にいいな、と思った瞬間。
こうして長い歴史の中で自然は人をいつも黙って見守ってきたのかな、いろんなことが全て暗闇に吸い込まれてゆく。
この日みんなが眠りについたのは午前2時を過ぎていた。誰も明日の大変さなど予想だにせず。
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