ワイナリー セルバピアーナ(Selvapiana)はキャンティルフィナ(Chianti
Rufina)という地域にあります。
キャンティといっても実は8つのゾーンがあり、クラシコに続き古い地区であるルフィナ。
かつてはエミリアロマーニャへ抜ける主要道路でありましたが、現在では田園風景と山々が連なり、その間をシエベ川が流れ静かな村々が点在する地区です。
少し先まで行けばアペニン山脈、それを超えればエミリアロマーニャ州になるというこの地区の特徴は日中と朝晩の気温差が激しく、いつでも風が吹いているため、作られるワインは香りが豊かでタンニンも豊富です。
一般的には長期熟成に向かないキャンティワインもここキャンティルフィナで作られるワインは長期熟成が可能なのです。
セルバピアーナでは、ベースのキャンティワイン、リセルバのBucerchiale。
'99よりIGTになったFornace、ビンサント、そしてオリーブオイルを作っています。
中世には見張りの塔があったというその名残が現在オフィス兼ティスティングルームとして使われている彼らの建物からも伺えます。
その後長い間フィレンツェの司祭様の避暑地として使われていました。
1827年にMichele Giuntini (ミケーレ ジュンティーニ)氏により買い取られ、今日に至るまでGiuntini家によってワイン作りが続けられてきました。
観光ルートからは外れているため大型の観光バスでの乗りつけなどはありませんし、彼らもそういう事を目的としていません。
イタリアワインが好きな人に本物を味わって欲しい。
そんな彼らの願いは彼らの作るワインにきちんと反映されています。
世界のトップ100に選ばれたBucerchiale(ブーチェルキアーレ)をはじめとする魅力的なワインをLa
Cenetta(ラ・チェネッタ)と共にお楽しみ下さい。
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